教室を開いたのに
問い合わせが来ないとき。
広告やツールにお金をかける前に、先に見直す場所が5つあります。
開いたばかりの教室に、最初の生徒がすぐ来ないのは珍しいことではありません。僕自身、2021年5月に学習塾を開いて、最初の生徒が来るまでには時間がかかりました。そのときにお金をかけて効かなかったことと、効いたことから、見直す順番をまとめます。
最初の生徒は、
どうやって来たか。
僕の教室の最初の生徒は、教室の前を通りがかった保護者が、あとからWEBで調べて、電話をくれた方でした。
この一件に、教室に人が来るときの流れがほとんど入っています。まず、教室が見えていた。次に、調べたら出てきた。出てきたページで、電話をかけようと思える情報があった。どこか一つでも欠けていたら、この電話は鳴っていません。
問い合わせが来ないときは、この流れのどこで止まっているかを、手前から順に見ていきます。
先に見直す5つの場所
- 見えているか(看板・入口)教室の前を通る人に、ここが何の教室で、誰のためのものかがわかるか。開業したときの僕のいちばんの後悔は、看板を立てなかったことです。集客のほとんどは、教室が見えていることとWEBだった、と僕は考えています。
- 調べたら出てくるか(Googleマップと自分のページ)教室名や「地域名+教室の種類」で調べたとき、Googleマップの店舗情報と、自分のページが出てくるか。地図の店舗情報(Googleビジネスプロフィール)は無料で登録できます。まだならいちばん先にやってください。
- 出てきたページで「通えるか」がわかるか料金、場所、曜日と時間、対象の学年、体験の中身。教室サイトを98件調べたところ、トップに料金を載せている教室は少数で、体験の入口や講師の顔がない教室も目立ちました。ここが欠けていると、見つけてもらえても問い合わせまで進みません。載せるもののチェックリスト
- 申し込みの入口が1つで、すぐ押せるか電話、フォーム、LINE、メールが全部並んでいて、どれを使えばいいのか迷わせていないか。体験の申し込みボタンが、最初の一画面とページの最後にあるか。
- 止まって見えないかお知らせが半年前で止まっている、Googleマップの写真が開業時のまま。動いている教室に見えるかどうかも、問い合わせる前の判断材料です。
お金をかけて、
ほとんど効かなかったもの。
開業してしばらく、僕は次のものに合わせて約90万円を使いました。ほとんど効きませんでした。
| 使ったもの | 金額 |
|---|---|
| 教材システム | 20万円 |
| MEO対策(Googleマップの表示対策) | 月5万円×6か月=30万円 |
| SNS広告 | 30万円以上 |
| おしゃれなホワイトボード | 10万円 |
| 合計 | 約90万円 |
共通しているのは、上の5つが整う前にお金をかけたことです。見えていない、調べても中身がわからない状態で広告を出しても、来た人が申し込む理由がありません。
MEO対策について言えば、僕のところに売り込みに来た話の中に、良かったものは一つもありませんでした。業者さん全部がそうだという話ではありません。ただ、Googleマップの店舗情報を自分で丁寧に埋めて、写真と情報を足し続けることは、お金をかけずにできます。
それでも来ないときは、
「誰に」を見直す。
5つを整えても動かないときは、入口ではなく中身の問題かもしれません。誰に来てほしい教室なのか。その人たちは、この地域に、この時間に、この料金で通えるのか。
ここは一人で考えていると堂々めぐりになりやすいところです。開いたばかりの今なら、対象を絞り直すのも、料金を置き直すのも、まだ間に合います。
自分の教室に当てはめると、
どこから直すのがいいか。
開業前の方も、開いたばかりの方も、90分のオンラインで一緒に整理します。決まっていないことを並べて、次にやる順番まで持って帰ってもらいます。
事例協力枠は、開業予定が1年以内、または開業して1年以内の方が対象です。セッション後に感想を書いていただき、お名前や教室名を出さない形で事例として掲載します。